絶望中年セミリタイア民の貧乏一口馬主投資。

貧乏中年セミリタイア民が余裕資金も無いのに、無謀にも競走馬ファンド(一口馬主)への出資を開始。趣味と実益を兼ねた投資を実践する暇つぶしぶろぐです。現在はシルクHC、ノルマンディーOC、YGGオーナーズクラブ、京都サラブレッドの会員。

東サラ残口あり気になる募集馬、プレシャライジング22(ルージュソワール)。

どーも。

充分な資金力も入金力も無いのに一口馬主再始動を果たした貧乏セミリタイア野郎です(`・ω・´)キリッ

東サラ募集馬でまだ残口のある馬をレビューしてみます。本日取り上げるのはプレシャライジング22ことルージュソワール。叔母にゼニヤッタ、バランスと2頭の米G1馬がいる超良血牝馬です!週末の近況更新で満口になるかもしれないので早めに記事にしときます!

 

 

欲しい!誰か買って~😃

この良血が売れ残るってことは相当厄介な理由があるな…🐴

 

 

プレシャライジング22ことルージュソワール(東サラ)のプロフィール

 

メス・鹿毛 4月20日

父サートゥルナーリア

母父Henrythenavigator

募集価格:2,600万円(1口65,000円)

 

美浦・宮田厩舎

生産牧場:ノーザンファーム

育成牧場:ノーザンファーム

 

測尺(募集時)

体重:406kg

体高:153cm

胸囲:169cm

管囲:19.5cm

 

新馬体重:476kg

 

母出産年齢:12歳時の6番仔。兄弟に活躍馬無し。

母は母母15歳時に出生。

 

プレシャライジング22ことルージュソワールのセールスポイント

 

何と言っても母系(血統)です。本馬の叔母に米G1を3勝したバランス、米G1を13勝の歴史的名牝ゼニヤッタがいる超のつく良血。母は米国で未出走で終わりましたが、その血統背景を買われてノーザンファームが導入したのでしょう。当時は相当期待されたんだと思います。

 

当時は…

 

募集時の立ち姿は結構なトモ高でもありバランスが悪く見えます

直射日光が当たってないので見栄えもあんま良くない、というかわかんない

トモの容積は標準レベル。管囲は19.5cmあるのでこれはOK、胸とトモのバランスは理想的ではない、若干トモが負けてるけど、そこまで悪くもないっていうのが私の見立て。

 

そして現在の立ち姿。

 

 

トモ高がかなり解消されてかなりバランスが取れてきましたね。馬体重は調教を休んでいたこともあって先月から大幅に増えていますが、ここから本格的な育成調教で減らしても初出走時は450kgを超えてきそうな気がします。

 

父は産駒がデビュー前にもかかわらず、種付料が上昇している期待の新種牡馬サートゥルナーリアってのも魅力があります。

育成も天下のノーザンファームなら安心。

宮田厩舎も開業まだ5年なのに22年が31勝、23年が28勝と近年勢いがあり、サンデーレーシングの募集馬ブレイディヴェーグが昨年のエリザベス女王杯勝ちと既に結果を出しています。

 

これだけ良い条件がそろっているのに、なぜまだ売れ残ってるんですかね?

 

懸念点1、母やG1馬の叔母達の繁殖成績が芳しくない。

 

これだけの良血・ノーザンファーム生産育成なのに売れ残っている最大の要因というか懸念点は、デビューした兄姉達が全く振るわない事。ゼニヤッタ、バランスという自身G1馬で繁殖も期待されていた母の姉達も繁殖成績で結果を出せておらず、このファミリーの繁殖能力に疑義を持たずにいられない事です。

 

まずはゼニヤッタの繁殖成績のほうから話しましょうか。死産や流産が多く、競争登録できなのはわずか4頭で、しかもデビューできたのはそのうち2頭のみ。どちらも未勝利に終わっています。あれだけの名競走馬でも名繁殖にはなれなかったのです。バランスについては情報が少なくはっきりしたことはわかりませんが、少なくとステークス勝ちしたような活躍馬は出せていないようです。

 

world.jra-van.jp

 

次に母プレシャライジングの繁殖成績です。

競争成績が姉より下でも、繁殖成績で逆転することは良くある話なのですが、残念ながらプレシャライジングも乏しい結果しか出せていません。

 

初仔のプレシャスガール(メス、父Speightstown)は旧体制の京都サラブレッドクラブで5,000万円で募集されましたが、病気により6戦1勝で引退。

 

第2仔のプレシャスゴールド(メス、父Speightstown)はサンデーレーシングで2,000万円で募集されましたが、1戦しタイムーオーバーで中央未勝利引退。

 

第3仔のシャンドマルス(牡、父Arrogate,)はサンデーレーシングで4,000万円で募集されましたが、2戦し中央未勝利引退。馬体重が600kg超えの大型馬でかなり厳しかった?血統を買われて種牡馬入りしたという情報も。

 

第4仔のジャクソンルーツ(牡、父キズナ)はセレクトセールで1.1億円で落札された期待馬でしたが、中央3戦で鳴かず飛ばず、園田に移籍したけどまだ未勝利。

 

第5仔のプレシャライジング21(メス、父ハーツクライ)に至っては情報がありません。

 

第6仔のルージュソワールも、ここまで記事を書いてきて相当不安になってきました…得たいの知れない外国産馬は「日本適正なかったね」でまだ言いわけができますけど、キズナで結果を出せてないのは結構厳しいなあと。

 

兄姉が期待外れの成績だがここでついにワンチャン巻き返せないかパターン、私は既に今期レッドキリアン(母レッドセシリア)で特攻済みのため、もう1頭チャレンジする勇気が無く…ここから急に産駒が走り出すって事が2頭も3頭もあるかなーと思うと怖くてポチれませんわ。

 

懸念点2、ノーザンファームが見限っている?

 

サンデーレーシング募集のプレシャスゴールドは、既にノーザンファームは手放し他の牧場で繁殖にあがっています。そしてルージュソワールもセレクトセールには出さず、東サラに安価で売却?しているのがどうも引っ掛かります。

 

ノーザンファームが、この血統を見限った感をものすごーく感じてしまうんですよね。

 

筆者の見解。

 

消極的様子見でお願いします。

 

最新の近況では、左前脚をねん挫し乗り運動を休んでおり、育成ペースが他の馬達より遅れています。兄姉達を見ても早期デビューは期待しないほうが良いでしょう。

キングマンボ系×母キングマンボ系という同系同士の配合は個人的に好みではありませんし、もっとグッと来るようなものがなければ出資に踏み切るのは難しいかな…とても気にはなりますけどね。

 

※本記事の内容については、東京サラブレッドクラブ公式HPの情報を一部引用しております。

プレシャライジングの22 近況情報|募集馬一覧|東京サラブレッドクラブ

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